アメリカのペット事情~NY発信

アメリカNY州で猫と暮らす主婦が見たアメリカのペット事情色々を報告

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心を病む元米兵を救うシェルターの犬達 

2014/01/24
Fri. 21:33


毎年、イラクやアフガニスタンから多くのアメリカ兵がケガや重度の心的外傷後
ストレス障害(PSTD)を患って帰還しています。戦死して無言の帰国をした場合は
国の英雄のような扱いを受け、地元の新聞の一面を飾ったりしますが、こうした
肉体的、精神的障害のために戻ってくる退役軍人達が報道されることは滅多に
ありません。彼らの除隊後は国から出る補助金も少なく、社会復帰もできずにその
多くは苦しい生活を送るはめになると聞いた事があります。


PSTDを患った元米兵の症状として有名なのは、
枕元にピストルをおいてないと眠れない、あるいは睡眠障害になる
小さな物音にも過剰に反応する
酒におぼれる
ウツになる
幻覚を見る
後ろに人がいるとおびえる
街に出るのが怖い
そして、最悪は自らの手で、命を絶つ事。。。
PSTDの5人に1人が自殺または未遂をしているそうです。


そんな彼らが救いを求めてやってくるのが、このK9s For Warriorsというリハビリ施設です。
ここで彼らを助けるために働いているのは看護師でも精神科医でもなく。


IMG_5268-e1363967302173-970x450.jpg


シェルターから介護犬になるために引き取られてきたワンちゃん達なのです
この施設の創始者のご夫婦の息子さんが、元々PSTDを患っていたそうで、その時に介護犬の
育成と患者のリハビリを思いついたのが始まりだとか。しかも夫婦は犬を繁殖させるのではなく、
シェルターから介護犬になる素質がある子達を引き取ることで社会貢献もしているんです。


全米から申し込んできた患者さんを「訓練生」と呼び、彼らにパートナーとなる訓練を受けた
犬を与える。そして3週間、施設内の家に犬と住まわせ、訓練生に介護犬の扱い方を教え込みます。
盲導犬と利用者がトレーナーについて訓練を受けるような感じと思って、このビデオを見てみて
下さい。一人のPSTD患者に焦点をあてながら、訓練風景(ホームセンターへ行く、街に出る)、
創始者の女性の話し、施設内の様子などが出てきます。最後は、最終テストに合格した介護犬
と訓練生の感動の「卒業式」です。





このビデオでは、パートナーの犬とともに卒業生たちが感謝を述べています。




ちなみにPSTD患者の介護犬がどんな仕事をするのかというと、
患者が落ち込んだ時に寄り添い、いやしを与える
帰宅時に、玄関で家の中に誰もいないかチェックしてあげる
薬を飲み忘れたら教えてあげる
患者の後ろに誰も来ないように見張ってあげる
など、つねに「安心感」を与える仕事をするのだそうです。


一度は人間に捨てられてシェルターへ持ち込まれても、やっぱり犬は人間の役に立ちたいんですね。
この介護犬として引き出せる犬種には限りがあるそうですが、1匹でも多くの犬が、こうして生きる
機会を与えられるといいなと思います。


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