アメリカのペット事情~NY発信

アメリカNY州で猫と暮らす主婦が見たアメリカのペット事情色々を報告

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猫の口の病気~歯肉炎と抜歯について 

2010/03/30
Tue. 17:32

今日はアメリカの病院で歯の治療を受けた長男のお話を紹介します。
朝方長男を動物病院へ連れて行き、その日の夕方、無事手術が終わった彼を一人で
迎えに行ってきました。言葉の予習に加え、デンタル・テクニシャンの方が(前回
もそうだったんですが)私がきちんと理解できるようにと、X線や手術中の写真を
PCのカルテからコピーして丁寧に説明してくれたので、ほぼ9割は理解できたと
思います!詳しい続きは下記に。
(注)口の中の写真も添付して説明します。ちょっと生々しいです。


今回の抜歯手術は実は2回目で、1回目と合わせて銀次郎は全部で11個
の歯を抜きました。。。獣医さんによると、抜歯をするのは虫歯が原因で
はなく、歯を支える歯茎がひどい炎症をおこして慢性化したため、歯を残し
たままにしているとダメだったからだそうです。全部英語で聞いているので、
日本の獣医さんだったらどんな言葉で説明されるのかは、私は分らないで
す。語彙の間違いがあったらご了承ください。


1回目の手術は向かって右側(絵ではLeftつまり左側ですが)の×印
をつけてる6個を抜歯し、残りの歯をクリーニングしました。

ghbx_auto_d.jpg


2回目の手術は向かって左側の×をつけてる5個の歯を抜歯しました。
えーと、帰って来た銀次郎の口の中を見ると、下あごの大きな犬歯2つ
はまだあるんですね。なのでこの絵の説明はちょっと間違ってると思い
ます(そこはアメリカですから、大雑把です・・苦笑)。


ちなみに、赤い●をつけてる歯は、獣医さんが調べた時にはすでに
なくなっていた歯だそうです。その数、なんと14個・・・(図では13個と
なってます。そこんとこも、大ざっばです。)


具体的に写真で見ると、矢印のドス黒くなってる部分が、壊死したような
歯茎の炎症部分です。歯を残したままではこの炎症部分を治すことが
出来なかったようです。

008_20100331000240.jpg
1回目の時の状態
            

028_20100331000252.jpg
2回目の時の状態(1回目から3ヶ月後)


2回目の手術では、上記に書いたような「いつのまにか無くなっている、
あったはずの歯」の根っこの部分が、まだいくつか歯茎の中に残った
ままになっているが、特に鼻の骨に近い部分の根っこは、鼻の骨を無理
に押し上げて取り除かなければいけなくなるので、銀次郎のリスクを
考えそのままにしておいたと言われました。
その部分が将来自然治癒で治っていけばいいが、どうなるか今の段階
では分らないと言われたのがちょっと不安です。。。



ところで、なんでこんなにひどくなるまで気がつかなかったの?と思い
ますよね・・・。実は最初に銀次郎の歯がよくないと指摘されたのは
2007年の秋、結婚で渡米するため、手続きの一環で獣医さんに連れて
行った時でした。その時に「この子はあなたが思っているほど若くはない
よ。歯茎を見てごらん、あんまりいい歯茎をしてないね。もう5~6歳
にはなってるはずだ。そのうち歯のクリーニングをしてあげなさい」と
獣医さんに言われたんです。


その銀次郎の渡米だけで10万近くお金がかかったんですが、その頃たま
たま、他の人のブログで、猫の歯のクリーニングに300ドル位かかった
という記事を見たんです。クリーニングで3万円!とビックリし、その時は
治療というより、金銭的に余裕がないとできない事と思っていました。
その後主人との結婚が決まり、またビザやら式やら引っ越しで莫大な出費
が重なり、渡米後には次々と猫をもらってきて神経がそっちへ行ってしま
ったような状態になり。。。。
3男のドフィーの寄生虫の病気騒動の時に、銀次郎の歯の事をやっと思い
出し検診に連れて行ったら、もうほとんど手遅れで緊急手術をしなければ
ならなくなっていた、という感じです(涙)。



動物は言葉が話せないし、特に銀次郎は地下室に1日中こもっていて、
夜中に出て来てごはんを食べていたので、余計に気がつかなかったのも
あります。私が傍から見て彼が痛みを感じていると分ったのは、手術日
が近づいてきた頃、エサをかむたびに銀次郎が唸るようになった時でした。



かろうじて、銀次郎は4本だけ歯を残す事ができました。私自身は最初
ショックでたまらなかったんですが、クリニックの先生達はなんとも大らか
で楽観的です。「大丈夫よ!歯が全然ないお年寄りのネコは一杯いるから。
歯がなくても、ちゃんと彼らはカリカリが食べられるのよ。」と言ってくれま
した。なんでもドライフードをぐるぐる丸呑みするそうです。


・・・・・。


7mdg_auto_d.jpg
見事な半ケツ状態を保っている素晴らしいバランス感覚の銀次郎
彼のシッポはアメリカではとても珍しいので病院でも人気者です



最後に、今回かかった手術費用を公開しますね。もう、目が点になるほど
お金がかかってしまいました。3万を惜しんだがために、こんな事になるとは。
反省しきり、の今回の体験です。


1回目
抜歯前の精密検査いろいろ 307,70ドル
レントゲン写真        100,00ドル
クリーニング、その他    45.62ドル
抜歯              153,80ドル
薬代                37,00ドル    
合計              644,12ドル
*これには銀次郎の腎臓病の疑いがあった為の血液検査費用も含まれてます。


2回目
抜歯前の検査、クリーニングなど 83,30ドル
レントゲン写真         109,50ドル
抜歯               195,50ドル
痛み止め処置           61,50ドル
血液検査、薬代など       298,30ドル
合計                748,19ドル
*これには耳の感染病治療代も含まれています。


合わせて1,392ドル。トホホ~日本円で13万くらいですね
今回主人も費用を少し負担してくれたんですが、私が放置してたせいで長男
をこんな目にあわせてしまったので2/3は私の自腹です(泣)仕方ないです。



今銀次郎を別室で一人にして、ミキサーにかけたウエットフーズで看病して
いますが、1回目の時よりも今回の方が歯茎の回復が早いみたいです。


2回目の手術前の1週間くらい、珍しく銀次郎が表に出て来て他の子たちと
一緒に過ごすようになってたんです。それが嬉しくてたまらなかったのに、また
怖い目にあってしまった銀次郎。別室から出したら地下室に逃げなければいい
けどなあ・・・と願ってるとこです。
これを機に、他の子たちの口の中を時々見るようになりました。ほんと猫の
口の病気がこれほど怖いとは・・・・


w5we_auto_d.jpg
赤矢印が銀次郎。


kittycats1.jpg
以前は銀次郎はけしてこんな風に皆とはご飯食べなかったんです。



銀ちゃん、2度も手術に耐えてくれてありがとう。
そして君を犠牲にしてしまった、本当にごめんね。どうかママを許してね・・



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