アメリカのペット事情~NY発信

アメリカNY州で猫と暮らす主婦が見たアメリカのペット事情色々を報告

スポンサーサイト 

--/--/--
--. --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

CM: --
TB: --

page top

ペットの安楽死にみるアメリカ人の死生観 

2013/07/16
Tue. 21:09

今日も文章のみの記事です。アメリカと日本の文化とか価値観の違いみたいな話に
なるので、興味がある方のみ先をどうぞ。

ペットの話の前に本筋が理解しやすいよう、先に人間の話をします。
私がアメリカに移住して最初の年、主人の友達のお母さんがガンで亡くなりお葬式に
行った時にビックリした事がありました。それは私がアメリカで体験した最初の「死の
別れ」だったんですが、雪の降る寒い日、悲しみに包まれた教会での葬式と墓地での
埋葬の後、その一家の次男の家に参列者が集まり「ランチ送別会」をした時の事。

家にはゲストを迎えるための、死後まもない母親の写真パネルが既に家族によって
作られていて、数々の母親の写真とともに「ママありがとう」の添え書きがありました。
ママは、死後わずか4,5日ですでに「思い出」扱いだったのです。
そして沢山の料理やお菓子でゲストがどんちゃん騒ぎ・・・と言っては何ですが、皆が
笑い、楽しみ「ママの思い出話」に花を咲かせるといった「パーティ」が催されました。

ええっ。
なんだか驚きましたねえ。日本なら、親族や友達は、故人の家族に対し同情と悲しみ
を共有し、しんみりしていなければいけないところです。笑ったり騒いだり楽しんだりする
となにあの人?と思われるんじゃないでしょうか。その後何度もお葬式とその後のパーティ
に参加しましたが、どれも同じでした。キリスト教の考えとか、文化的なものの見方の違い
とか、色んな事が関係しているのでしょうが、アメリカ人は日本人とは死生観も違いがある
んだなと初めて知った日でもあったのです(故人を恋しく思う悲しみ方はもちろんどこの国
でも同じですが)。

これは、ペットに対しても同じなんです。
アメリカでは、どんなに可愛くて仕方がない、家族同様に育ててきた犬や猫でも、一旦
病気にかかり回復の余地がないと獣医さんが判断した場合は、「ただちに」安楽死
させてしまう飼い主が多いようなんです。最初のころは、それはショックでしたね。
日本では病気にかかった犬や猫を「最後の日」まで身をこなして介護する人は珍しく
ないと思います。私は何度か、何カ月にもわたる介護記録のブログを見た事があります。
その犬や猫が、写真で見ても重病だとわかる(ガンが塊りとなって表に出てたりオムツを
した寝たきりの子など)場合ですよ。皆さんも一度は見た事があるでしょう。

私は同じ日本人として、その気持ちよくわかります。安楽死をきめてしまうと、その最後
も自分できめないといけない。人為的にさよならをする辛さ。1日でも1分でも、生きてる
その子を見ていたいと思いますよね。
しかし多くのアメリカ人は病気の状態が一日でも長く続く事を、その子を苦しめる、不幸に
していると考えるようです。獣医さんが「もう治らない」と告知してから安楽死させるまで
(獣医さんのアポを取らないといけないので日にちは設定されます)わずか3日とか、
獣医さんの予定があいていれば次の日だって、な感じなんです。

なんというか、私にはすごく「ドライな人たち」に見えて、最初のころは「あんなに可愛い
がってたのに、どうしてそんなにすぐに決心できるの?」とその心境が理解できません
でした。まあ、今でも100%理解してるわけではないですが、日々アメリカ人に囲まれて
生活していると、なるほど感じ方、考え方が違うのねと思うようになったのです。

ペットを安楽死させた飼い主さんたちの話を聞くと、みなが「あの子は眠るように安らかに
逝った」と言います。獣医さんが注射をする様子を見届けることができるんですね。
すごいな。私だったら、自分の眼で見る事ができるだろうか。。。。案外、見なければと
思うのかもしれない。

たまに5匹のうちの子たちをみながら、もし誰かが治らない病気になったらうちの主人は私
に介護することを許してくれるだろうか?なんて考えることがあります。痛い苦しい思いを
する子をなぜ逝かせないのかとまず不思議に思うでしょうね。どの子も老衰で自然死して
くれたらいいなぁとたまに思う私です。
参考までにこんな記事見つけました→日本人はペットの安楽死に抵抗感

にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村
関連記事

[edit]

CM: 4
TB: --

page top

コメント

No title

私も一度安楽死を体験しました
アパート時代に室内飼の子猫が脱走して
猫嫌いな人が毒を飲ませて玄関に置いていったのです
病院はもう終っていて・・・
一晩中苦しむのをどうする事も出来なく家族と見守っていたのです
朝一番に病院に駆け込んだのですが
注射をするのを抱いて見ていました
さっきまでの苦しい顔が穏やかで・・・
それからは安心して猫が飼える家を必死で探したのです
たくさんの猫を見送って来ましたが
どの子もみんな穏やかだと思いますが・・・
静かに見送っていきました
苦しくないとか私にはわかりません
動物って言えないし、隠す子が多いのですから・・・
どちらが良いのか・・・・
ただ安らかな眠りの着いて欲しいと思うのですが

茶チャママ #Wb6Olee. | URL | 2013/07/18 00:15 * edit *

No title

茶チャママさん
それは辛い体験をされましたね。。ひどい事する人がいるもんだ。
なんか同じ人間でも、こうも良心のあり方が違うのかと思うと残念に
思います。

猫の肉体的苦痛は犬よりも見分けにくいですね。
うちの子達が病気した時も、ひどくなるまで気がつかなかったケースが
ありました。でも獣医さんが病気だと判断した場合はきっと苦しいに
違いないでしょう。
安楽死自体がどうこうより、どうやって逝かせてあげるかは飼い主の
気持ちの問題のような気がします。猫にどうしたらいいか聞いて、
答えてくれたらそれが一番いいんでしょうけどね。
寝てるのかと思ったら、老衰で魂がいつのまにか抜けてたという失い方
が一番理想と思います。

Mischa #vK9fbjOE | URL | 2013/07/18 08:55 * edit *

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2013/07/21 08:22 * edit *

No title

鍵コメ@7/21さん
そちらも暑いですか?NY北は今週から涼しくなり、夜はうそのように
「寒い」です(薄い毛布足しました、昨夜)

ペットブログも数多くありますからね~。おそらく半数以上は、自分の
ペット自慢、記録的なブログじゃないかな。でも地域猫ランキンに参加
してあるのを見ると、ものすごく犬猫レスキューに真剣で自分の持てる
時間やお金、労力の全てをかけてらっしゃる方ばかりで、私のように
ただ情報だけを書いてるブログとは、違うな~といつも感心してます。
私も家で預かりボラとかできるといいんですが事情が日本と少し違う
ので個人ではなかなか・・・シェルターからもらってくるのももう5匹で
精いっぱいだし^^;

コメント拍手欄をあけちゃうと、そこにまたコメントたくさん入ってますね 笑
でもそれもブログする楽しみかなと思います。無理しないで下さいね♪

Mischa #vK9fbjOE | URL | 2013/07/21 14:32 * edit *

page top

コメントの投稿

Secret

page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。