アメリカのペット事情~NY発信

アメリカNY州で猫と暮らす主婦が見たアメリカのペット事情色々を報告

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犬の虐待で逮捕された男に60年の懲役刑 

2014/04/14
Mon. 20:25

少し前に載せた「知らない男に子猫・子犬を渡す危険」という記事の中ほど
に書いた子犬のDoeちゃん虐待事件で逮捕されたポーランド人の男の判決が
出ていました(まだ法廷での戦いは続いている様子ですが)。


PuppyDoe0.png
写真はLife With Dogより

子犬のドゥイちゃんの虐待で逮捕されたポーランド人移民の男に、55年の懲役が
求刑された。保釈金は(約)5千万円で、これには500万ドル(約5億円)の保証人
(保証金?)条件がついている。

ちょっと私アメリカの司法に詳しくないのでうまく説明はできませんが、これは
日本の前例と比較して考えると、ものすごい極刑ですね。びっくりしました。
55年の算出は、Doeちゃんの虐待に対し11の動物虐待法が当てはまるため、
1つの罰の刑期が5年、それが11あるので55年になるそう。仮釈放が認められ
ないケースだと、この男が刑務所で一生を終わる可能性は非常に高いです。

また、これよりも後に出たニュース記事によると(こちら)11のはずが12に増え
ていて、合計60年の刑期となっています。12のうち一つは記事によると、
捜査を撹乱するような(うその証言とか?)行為があったため、それがカウント
されている様子。

追記:刑期が決まった経緯についてはリンク先に詳しく書かれています。また
先日こちらの記事で説明したようにアメリカの法律は州によって違う為、これは
マサチューセッツ州の動物保護法に基づいた判例となります。
各州の動物保護法について調べられるサイトは
ASPCA State Animal Cruelty
マサチューセッツ州の場合
Animal Cruelty Laws in Massachusetts


この保釈金というのは、誰がこの男の為に払ってもよいそう。ただその文の後に
くっついている500万ドルのSuretyという意味は、うちの夫に聞いてみたんです
が、よく分からないそうです。ちなみにSuretyというのは借金でいう連帯保証人
みたいな意味があります。

しかし保釈金の5千万円はアメリカ人の夫から見てもかなり高い金額だそうで、この
事件をマサチューセッツ州がいかに重く受け止めたかが分かります。Doeちゃんの死
を無駄にはしないという市民や愛犬家たちの運動により、ここまで判決を厳しいもの
にする事ができたそうで、擁護団体も納得の結果になったようです。

PuppyDoeAbuser.png

法廷でDoeちゃんの受けた虐待が詳しく読み上げられると、声を出してすすり泣く
人達。男は数カ月にわたってDoeちゃんに「中世時代の拷問」を繰り返していた。
残酷すぎるので詳しい描写は避けます。。。


pupdoe1.jpg

このDoeちゃんが、いかにしてこの悪魔に渡ってしまったのか?
DoeちゃんはCraigslist(「売ります、あげます」みたいなサイト)を通して、
飼い主の女性がある女性に無料で譲渡し、その女性がさらにあるカップルに譲渡
した。そのカップルが最終的にDoeちゃんを売った相手がこの男。
DoeちゃんをCraigslistに載せた元々の飼い主は罪悪感に苦しんでいるとの事
です・・・。

アメリカでも、病気や失業、引っ越しでやむを得ずペットを手放す人達が、無料で
他人に譲るため活用しているCraigslist。この事件をきっかけに、サイトには
動物を載せないようにという署名運動が起こっています。

なぜ犬1匹の虐待犯(Doeちゃんは獣医によって人道的配慮のもと安楽死されて
いるので、男は殺していない)がここまで厳しい刑を受けるのか、地元の警察に
よって説明されています。

From the beginning, we’ve been concerned that if an individual could do
this to a dog or another animal [what could they do to a person?]
This made this an extremely important case to us.”

この男が犬でも他の動物にでもこんな事ができるなら、
人間に対してだってやるであろう。
それを考慮すると、これは著しく重要な事件である。


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# |  | 2014/04/14 21:44 * edit *

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# |  | 2014/04/15 06:03 * edit *

鍵コメ@4/14 Rさん
コメントどうも有り難うございました。
どうぞご活用下さい。もう少しアメリカの動物保護法の情報が得られるよう
リンクなどを書き足しました。私ももう少し時間があれば、じっくり和訳できる
のですが、なかなか作業時間が取れず。。リンクは英文の丸投げで申し訳
ありません。
日本で、動物虐待者の写真氏名を公表しないのが、非常に怖いですね。
せめてレスキュー、保護団体にはブラックリストをまわすべきと思ってます。
そもそも虐待行為そのものが、異常ですよね。
ストーカー殺人、DV殺人、日本はなんでも被害者が出た後に取り組む。
動物虐待の対応の甘さによって起きている事件もたくさんあるはずで、
動物虐待の罰則を「重罪」まで引き上げないといけないと思います。
そうすれば逮捕者の氏名写真も公表できるようになるでしょうに。
ご活動お疲れ様です。これからの変化を期待しています!

Mischa #vK9fbjOE | URL | 2014/04/15 09:22 * edit *

鍵コメ@4/15 Kさん
コメントどうもありがとうございました。
ほんとですね。この子はまだ1歳くらいだったそうです。
苦しむためだけに生まれてきたみたいで、その過酷な運命が本当に
可哀そうでなりません。55年かけて償っても足りないかもしれませんね。
人間は動物を犠牲にしなければ生きられないのかというと、そうでない
部分もありますね。
羽毛布団、ダウンのコート・・何万匹の鳥の毛をむしるとできるんだろうか。
お土産店のキーホルダーやネックレスにくっついてる象牙のために何頭の
象が死んでるんだろうか。新しいマスカラが出るたび、何頭のうさぎの眼
に薬剤が入れられ、殺されているんだろう。
考えればきりがありませんが、人間が生きるために必要でないものは、
買わないようにしようとか、私も出来る事をしようと思っています。

Mischa #vK9fbjOE | URL | 2014/04/15 09:39 * edit *

リンクさせていただきます。

よし #OEZKBdis | URL | 2014/12/24 16:01 * edit *

よしさん
お返事遅くなりましたが、どうぞ宜しくお願いします。

Mischa #vK9fbjOE | URL | 2014/12/29 09:02 * edit *

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